学生生活・就職のTOPICS 「久留米大学らしさ」を探る― 創立100周年に向けたブランディングワークショップを開催 ―
2月28日、旭町キャンパスにて「創立100周年を契機とする久留米大学ブランディング推進に係る学内ワークショップ」を開催しました。当日は学生・教職員など約40名が参加し、立場や職種、年代を越えた対話を通して「久留米大学らしさ」や「将来の久留米大学の姿」について議論を深めました。
現在、久留米大学では専門家の協力のもと、2028年の創立100周年に向けたブランド価値の策定と発信を見据え、本学の存在意義や将来像をあらためて検証・共有するプロジェクトを実施しています。これまでにも永田見生元理事長、内村直尚理事長・学長をはじめ、地域・企業等の学外有識者へのヒアリングを重ね、本学に寄せられる期待や評価について取材・分析を進めてきました。
今回のワークショップは、そうした外部の視点に加え、教職員や学生の視点から考える「久留米大学らしさ」を言語化し、議論を深める機会として実施されたものです。
午前のセッションでは、「今の久留米大学らしさって何だろう」をテーマに検討。参加者は5つのグループに分かれ、本学の“らしさ”を形容詞で表現し、各自が付箋紙に書き出したものをグルーピングするワークに取り組みました。参加者は「個人で考える→グループで共有→全体で共有」というプロセスを重ねながら、多様な意見を整理・可視化していきました。
さらに、ワークショップでは医学教育研究センターの柏木教授が開発したAIシステム「KAISE」を活用。付箋を撮影して取り込んだデータをAIが即時に分析・分類し、結果をチームで共有します。分析結果を次の議論につなげることで、より客観的かつ多角的に検討を深めることができました。
午後は『久留米大2036 ― 未来の久留米大って〇〇な大学だ』をテーマに、「未来の久留米大学らしさ」を探るセッションを実施。これからの地域社会や学生が求める大学像を見据え、「変えていくべきこと」「新たに必要な要素」「これからも変わらない価値」について整理しました。
午前のワーク同様に、個人で考えた意見をグループ内で共有した後、未来の久留米大学の姿をストーリーとして描き、全体で発表。それぞれの描く“未来像”について活発な意見交換が行われました。
最後に、各グループが見出した「らしさ」を「社会課題の解決に貢献しているか」と「学生のニーズを満たしているか」という2つの視点から検証し、共感や期待が集まった企画に投票。未来の地域と学生のための久留米大学らしさについて考えました。
創立100周年という節目を前に、大学の存在意義や将来像を語り合う時間は、終始あたたかな空気に包まれ、のびのびと意見が交わされる充実した一日となりました。